貸倉庫の使い方
最近は「断捨離」がブームですが、企業などではどうしても捨てられない書類などがありますよね。また業種によっては、商品の在庫などを常にストックしておかなければならないという場合もあるでしょう。
そんな時に利用したいのが、賃貸物件として利用できる貸倉庫です。
貸倉庫にはさまざまな規模や設備をもったものがありますが、一般的な貸倉庫選びのポイントについて考えてみたいと思います。
貸倉庫を探す・選ぶ場合に、まず考えておきたいのは、貸倉庫の使い方についてです。
中に入れる荷物は、どの程度の量で、どのようなものを入れたいのか?という点はもちろんですが、それらの荷物を出し入れする頻度についてもしっかりイメージしておく必要があります。
それによって、必要とする貸倉庫の大きさが決まってきますし、空調管理やセキュリティの高さなども変わってくるからです。
貸倉庫のタイプ
基本的に、貸倉庫には3つのタイプがあります。
まずひとつめがビルイン型と呼ばれるもので、これは読んで字のごとく、ビルの中にある貸倉庫です。
広いフロアスペースがそのまま貸倉庫となっている場合もあれば、パーテーションなどで区切って複数の倉庫が並んでいる場合もあります。
ビルイン型の貸倉庫は、ほとんどの場合ビルの一室に入るのと同じような間隔で荷物を取りに行くことができますから、比較的出し入れがしやすい倉庫といえるでしょう。
また空調やセキュリティなどはビル全体の設備に準ずる形となっている場合が多いです。
二つ目は、コンテナ型と呼ばれるタイプの貸倉庫です。
よく空き地などにコンテナが並べて置いてある光景を見たことがあるでしょう。
トランクルームなどと呼ばれることもあるようですが、コンテナ型の貸倉庫はサイズもそれほど大きくないので、個人の荷物を保管しているケースが多いようです。
利用料金なども手ごろなものが多いですが、見ての通り野ざらしでおかれている場合がほとんどなので、空調やセキュリティのクオリティはあまり高いとはいえません。
三つめは、はじめから倉庫として作られた建物を、倉庫として使用する倉庫型と呼ばれる貸倉庫の形です。
倉庫型の貸倉庫は、大量の荷物保管に適しています。